仙台市は、災害時に職員や物資を円滑に運ぶため自動車販売会社とクリーンディーゼル車の無償貸与を受ける協定を結びました。

 仙台市役所で行われた締結式には、郡市長と東北マツダの池田保之社長が出席しました。

 協定では、地震などの災害が発生した際に東北マツダが仙台市に軽油で動くクリーンディーゼル車を最大2台無償で貸し出します。 軽油はガソリンに比べて引火しにくいため、より多くの量を手軽に持ち運ぶことができる上、災害時も比較的入手しやすいことから災害対応の機動性が高まるとしています。

 郡仙台市長「(ガソリンや電気に加えて)選択肢が増えるということは、市民の皆様方にとっても安全性も利便性もそして早い復興に向けて歩が進められるものと大変期待を寄せているところでございます」

 仙台市は、これまでに三菱自動車や日産自動車とも災害時に電気自動車を貸し出してもらう協定を結んでいます。