東京・千代田区の靖国神社の石柱が落書きされた事件で、警視庁公安部は中国籍の29歳の男を逮捕しました。

 中国籍で職業不詳の姜卓君容疑者は5月、千代田区の靖国神社で、神社名が書かれた石柱に赤いスプレーで「Toilet」と落書きをした礼拝所不敬の疑いなどが持たれています。

 警視庁公安部によりますと、姜容疑者は犯行に使われたスプレーを購入するなどしていました。

 また、この事件に関わったとして公安部は中国籍の董光明容疑者(36)と許来玉容疑者(25)を指名手配しました。

 防犯カメラなどの捜査から董容疑者が落書きをし、許容疑者がその様子を撮影していたとみられていますが、2人はすでに中国へ出国しているということです。