フランスのマクロン大統領は7日の国民議会選挙の結果を受けて、アタル首相が率いる内閣の総辞職を受理しました。

 フランスのマクロン大統領(46)は16日、7日の国民議会総選挙で与党連合が敗北したことを受けて、アタル首相(35)が率いる内閣の総辞職を受理しました。

 次の首相は決まっておらず、アタル内閣は、当面は暫定的に職務を続け、今月26日に開幕するオリンピックも担当するとみられます。

 同性愛者であることを公表しているアタル氏は、1月にフランスの現在の政治体制での史上最年少の首相に、34歳で就任したばかりでした。

 アタル氏は、与党連合の選挙戦を指揮し、国民議会選挙翌日の今月8日に辞表を提出していましたが、マクロン大統領がいったん、慰留していました。