関東周辺の山間部で相次いだ強盗事件で、栃木県の住宅に押し入り、住人に暴行を加えて現金などを奪ったとしてベトナム人の男2人が強盗の疑いで再逮捕されました。

 ベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者(25)とマイ・ヴァン・シー容疑者(23)は4月、栃木県日光市の住宅に押し入り、住人の70代男性の頭を殴るなどして現金約3万円とキャッシュカードなどを奪った疑いが持たれています。

 警察によりますと、2人は施錠されていない窓から侵入し、男性の手足をネクタイで縛るなどして犯行に及んでいました。

 ホアン容疑者らは奪ったキャッシュカードを使い、ATMで現金を引き出したなどとしてすでに逮捕されていますが、いずれの容疑についても否認しています。

 警察は2人が群馬県や長野県、福島県などで発生した強盗事件に関与した可能性があるとみて関連を調べています。