住人が死亡した火災に放火の疑いが浮上。防犯カメラに“何かを投げ入れる人物”。しばらくすると、そこから炎が。

 先月、大阪市西成区で起きた住宅火災。

 現場近くの防犯カメラの映像では、集合住宅の1階に1人の人物が近付いて部屋に何かを投げ入れます。

 その数分後に窓から火が出ました。火は勢いを増していきます。

 すると、火元の住宅から逃げ出してくる人の姿も。消火器を使い、火を消そうとする人の姿もありました。

 警察はこの防犯カメラの映像などから、新居田信善容疑者(60)が何らかの方法で火を付けて住人を殺害したとして放火と殺人の疑いで逮捕しました。

 新居田容疑者は「全く身に覚えがありません」と容疑を否認しています。

 警察は防犯カメラに映った人物が新居田容疑者とみて動機などを詳しく調べています。