中東の中でも治安が比較的良いとされているオマーンの首都にあるモスク近くで銃撃事件があり、6人が死亡しました。

 SNSに投稿された映像からは銃声が鳴り響いた後、人々が慌てて逃げる姿が確認できます。

 オマーンの地元警察などによりますと16日、首都マスカット東部にあるモスクの周辺で銃撃事件があり、警察官を含む6人が死亡し、28人が負傷したということです。

 犯行に関わった3人も死亡したとしていますが、事件の詳しい背景に関しては明らかにされていません。

 オマーンは中東諸国の中でも紛争の調停役を務めるなど、比較的治安は良いとされています。

 ルブ・アルハリ砂漠をはじめ、豊かな自然などが観光客にも人気の国で今回のような事件は珍しいということです。