東京都知事選挙での立憲民主党の対応について支持者から戦略ミスなどの批判の声が上がっています。

蓮舫氏 「私の力不足。そこに尽きると思います」

 蓮舫氏にとって悔しい幕引きとなった東京都知事選。1位の小池都知事とは160万票もの大差が付いただけでなく、広島県安芸高田市の石丸伸二前市長にも敗れ、3位という結果に。

 この惨敗に、蓮舫氏を支援していた「市民連合」はインスタを更新。

市民連合インスタから 「一生懸命に応援した蓮舫さんが、1年後には忘れ去られているのでなければテレビのコメンテーターになってそうな泡沫候補に抜かれてしまったのは、深く傷つく経験となりました」

 市民連合が“泡沫(ほうまつ)候補”と言ったのは恐らく石丸氏。さらに文章の終わりは、こう締めくくられました。

市民連合インスタから 「私たちが変えたいのは政治だけでなく、こんな選挙結果が出てしまう社会でもあった、と改めて思います」

 そんななか、元立憲民主党の支持者が書いたnoteの記事が話題に。タイトルは「リベラル派の私が蓮舫氏と立憲民主の敗北に納得しか出来ない理由」。

ゼイゼイさんのnoteから 「勝つ気あるんか?アシストどころか邪魔しかしてない一部支援者たち。支援者に関する話で言うと、自分たちと意見が合わない人たちを敵視しすぎという問題もあるでしょう」

 選挙の場で相手候補の演説妨害を称賛するような人がいたことを指摘したほか、戦略についても小池都政の支持がそれほど低くないにもかかわらず、“批判”に終始してしまったという辛辣(しんらつ)な分析が続きました。

 そして「抜本的な方向転換をしてくれなければ今後、投票することはないが、自民や維新には投票するつもりはないので、一縷(いちる)の望みは懸けたいと思います」と、立憲民主党に変わってほしいという切なる願いも。

 果たして、こうした人たちの声を立憲はどう受け止めるのか。離れた支持者の心を取り戻せるのか。