イスラエル軍が再びガザ地区でUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)が運営する学校に空爆し、少なくとも23人が死亡しました。

 現地メディアによりますと、16日、パレスチナ自治区ガザ地区中部にあるヌセイラトでイスラエル軍の空爆があり、少なくとも23人が死亡し、子どもや女性を含む73人がけがをしました。

 標的となったのは住民の避難キャンプにあるUNRWAが運営する学校だということです。

 イスラエル軍は「正確な情報に基づいてテロリストを攻撃した」と声明を出しました。

 ガザ地区では6日以降、UNRWAの学校が相次いで被害に遭っていて、今回で6カ所目です。

 ガザ地区の保健当局によりますと、去年10月以降、パレスチナ人の死者は少なくとも3万8713人となり、犠牲者が増え続けています。