16日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は700ドル以上上昇し、2日連続で史上最高値を更新しました。

 17日朝に発表された6月の小売売上高が市場予想を上回り、景気が低迷せずにインフレが落ち着く、いわゆる「ソフトランディング」への期待感から株が買われました。

 16日は、銃撃事件を受けトランプ前大統領が再選するとの見方が広がり、トランプ氏の減税政策が企業業績を押し上げるとの期待感から、ダウ平均株価は2カ月ぶりに最高値をつけましたが、17日も700ドル以上上昇し、再び、史上最高値を更新しました。

 終値は前の日より742ドル高い、4万954ドル48セントでした。