パリオリンピック2024の開会式がさきほどからパリ中心部を流れるセーヌ川で始まりました。

 日本時間27日午前2時半から始まった開会式は、夏のオリンピックとしては初めて競技場の外で行われています。

 約1万500人の各国選手団はセーヌ川で94隻の船に乗り、パリ中心部を横断する形で約6キロをパレードします。

 日本選手団の旗手は今大会の新競技=ブレイキンのShigekixこと半井重幸選手と、フェンシングの江村美咲選手が務めます。

 選手たちはコンコルド広場、アンヴァリッド、グラン・パレといったパリの象徴であり競技会場となる施設を眺めながら式典会場のエッフェル塔前の広場に向かいます。

 開会式のフィナーレを飾るとみられる聖火リレーのアンカーや聖火台にどのように点火するかなど演出の詳細は明かにされていません。

 フランス軍兵士や警察官ら約8万人が警備にあたるということです。

 今回の大会では32競技329種目が実施され、日本からは海外で開かれる夏のオリンピックとしては最多となる409人の選手が参加する予定です。

写真:代表撮影/ロイター/アフロ