自動車の量産に必要な「型式指定」を巡る不正問題で、国土交通省はトヨタ自動車に新たな不正が見つかったとして、根本的な改革を求める是正命令を出す方針です。

 トヨタ自動車の「型式指定」の申請に伴う認証試験では、7車種で不正が見つかり、うち3車種は8月以降も生産停止が継続されます。

 トヨタ自動車は今月5日に、この7車種以外では不正は確認されなかったと国交省に報告しました。

 しかし、その後の国交省のトヨタ自動車への立ち入り調査で、他の車種でも新たに認証を巡る不正が見つかったということです。

 国交省は31日午後4時にトヨタ自動車の佐藤社長に対し、是正命令書を手渡します。