80代の女性から孫を装って現金100万円をだまし取ったとして暴力団組員の男が逮捕されました。男は詐欺グループの「リクルート役」とみられています。

 指定暴力団稲川会系組員の横村翼容疑者(22)は去年9月、仲間と共謀し、80代の女性から現金100万円をだまし取った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、女性の孫を装った男が「仕事でミスをした。金が必要」などと嘘の電話をし、別の男が女性の家を訪れて現金を受け取り、回収役にその金を渡していたということです。

 横村容疑者はリクルート役とみられていて、「稼げる仕事がある」などと知人を勧誘し、受け子役らを集めていたということです。

 横村容疑者は「何も知らない」と容疑を否認しています。