東京都内は20日も猛暑に迫る暑さ。暑さの影響で、“ある野菜”が売れています。

 20日も東京都内は暑くなり、各地で猛暑日に迫る気温を観測。熱中症警戒アラートも発表されました。

 この暑さの中では観光地を巡るのも、ひと苦労です。

広島から観光に来た人 「(Q.ちょっと濡れてますけど汗ですか?)汗だと思います。暑い」 「結構、蒸し暑くて。日傘、必須です」

 食べ歩きをしに来たという2人も…。

食べ歩きに浅草へに来た人 「(暑くて)溶けそうです。日傘ないときついですね」 「かき氷が食べたいです」 「(Q.メンチカツとかもありますけど?)食べたいんですけど、ちょっと暑くて…」

 この連日の暑さの影響を受けているのが「野菜」です。

 特にジャガイモは平年と比べて約4割の値上がり。タマネギ、キュウリは約3割。

 さらに、ニンジンも2割ほど価格が高騰しているということです。

利用者 「全体的に高くなっているので、安い時に買いだめしとこうかなと思った」

ブイチェーン富田東店 遠藤尚仁店長 「カレーとか作るお客さまはジャガイモとかタマネギを使うんですが、ちょっと今までよりも具材を少なく使っているという声は聞いてる」

 色々な野菜が高騰しているなか、今スーパーでは「ある野菜」が売れているといいます。

 野菜の価格高騰を受け、手に取る人が増えているのが冷凍野菜です。

 一体なぜ、冷凍野菜に注目が集まっているのでしょうか。

ブイチェーン富田東店 遠藤尚仁店長 「野菜の相場が高い時は、冷凍野菜は通常の3倍ぐらいはお買い求めになってますね」

 旬の時期に収穫し、急速に凍らせる冷凍野菜。

 生野菜に比べて価格の変動が小さく比較的、安く買えるため、売り上げが伸びているということです。