楽天イーグルスは２１日、首位ソフトバンクに９回土壇場の連打で逆転サヨナラ勝ち。３連勝で勝率５割復帰です。

　自身初の３連勝を懸けてマウンドに上がった内は１回表、ホームランリーグトップの山川を三振に仕留め、無失点で立ち上がります。

　打線は４回裏、先制のチャンスでフランコが捉えた当たりはスタンドには届かずセンターフライとなります。

　０対０のまま迎えた５回表、内が７月に

支配下登録された秋田県出身の石塚にレフトポール際へのプロ初アーチを打たれ１点を先制されます。

　内は７回途中まで１失点と好投しましたが、ランナー２人を背負ったところで降板。このピンチで２番手渡辺翔太が牧原にレフトへのヒットを許してしまいますが、ルーキー中島がバックホームしホームを狙ったランナーがタッチアウト。ピンチを脱します。

　１点ビハインドのまま迎えた９回裏、ランナー２塁のチャンスで、得点圏打率リーグトップ．３４１の辰己がライトオーバーのタイムリースリーベースを放ち土壇場で同点とすると、続く阿部がレフトフェンス直撃のサヨナラタイムリー。劇的な逆転サヨナラでチームは３連勝、勝率を５割に戻しました。

　阿部寿樹選手「前に飛ばして後は辰己に任せようと思っていた。ヒットになってくれて良かったです」

　辰己涼介選手「クライマックスシリーズ行きたいんで、ラストスパートもっと熱い応援よろしくお願いします」