7日に告示される立憲民主党の代表選挙を巡り、党のベテラン・小沢一郎衆議院議員が野田元総理大臣を支援する意向を本人に伝えました。

立憲民主党 小沢一郎衆院議員 「他の野党とも手を取り合って、近いであろうと思われる総選挙で勝って政権交代を実現するということで、全くそういう考え方で一致したものですから」

 小沢氏は「泉代表なら沈没だ」として代表交代を求めてきました。

 野田元総理をはじめ、枝野前代表や江田憲司元代表代行らと会談を重ねた結果、次の衆議院選挙での他の野党との連携を見据えて野田氏が適任と判断しました。

 小沢氏は2012年、野田政権が進めた消費増税に反発し、政権与党だった民主党から集団で離党していました。

 当時について「大変な状況だったが、過去のことを言っては党はまとまらない」と振り返ったうえで、「それを乗り越えて、国民のための政治を実現したい」と強調しました。