宮城県と仙台市が導入を目指す宿泊税について、村井宮城県知事が出席する説明会が12日に開催されます。村井知事は「遠慮なく意見を言ってほしい」と県民に呼び掛けました。

 1泊6000円以上の宿泊に対し300円を課税する宿泊税について、仙台市は関連する条例案を3日に開会した市議会に提出し、宮城県も18日に開会する県議会に条例案を提出する予定です。

 県は議会開会前の12日に県民説明会を開催する予定で、村井知事も出席します。

 村井知事「そういったご不満を持った方が直接私のその不満をぶつけることもできるということになりますので、そういった人たちの声を聞く機会にもなるだろうと思います」

 制度設計が固まっているため説明会での県民の意見が反映されることは無いとしながらも、寄せられた声を今後に役立てたいとしています。

 村井知事「ただこれを未来永劫このまま固定化して何もやらないということでは決してなくて、いただいたご意見に対してしっかりお応えしているのかどうかを分析するのには声は非常に重要だと思っていまして、遠慮なく色々なご意見を言っていただきたいと思っています」