3年前にいじめを受けていた北海道旭川市の女子中学生が自殺した問題について、再調査委員会の報告書が公表されました。

今津寛介市長 「いじめ被害が存在しなければ爽彩さんの自殺は起こらなかったと、結論付けられています」

 公表されたのは、3年前に旭川市内の公園で当時中学2年生だった広瀬爽彩さんが自殺を図り、凍死した状態で見つかった問題についての調査報告書です。

 公表された報告書では、新たに教室内での悪口などいじめの内容が明かされました。

 遺族は「今後このようなことが繰り返されることがないよう役立てていただければと思います」とコメントしています。

厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。

▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556 ▼「#いのちSOS」0120-061-338 ▼「よりそいホットライン」0120-279-338 ▼「いのちの電話」0570-783-556