宮城県大崎市の鳴子峡では、まもなく紅葉が見頃を迎えます。

 鳴子峡は高さ約100メートルに及ぶ大渓谷で、宮城県有数の紅葉スポットです。

 カエデやブナなど広葉樹の葉が赤や黄色に染まり、渓谷や山肌を彩り始めています。

 夏場の猛暑で紅葉の遅れが心配されましたが、10月に入ってから朝晩の寒暖差が大きくなったことで色づきが進み、今週末には見頃を迎えるということです。

 22日も多くの観光客がレストハウスからパノラマを眺めたり、谷沿いに整備された遊歩道で川と紅葉が織りなす秋の景色を楽しんだりしていました。

 観光客「赤と黄色それから岩のコントラスト、これは他には無い景色かなと思います。」「見上げる紅葉が多いけど見下ろす紅葉は中々少ないのかなという感じがする。いいですよね、絶景です本当に」

 紅葉の時期に合わせて走る臨時バスの運行も21日から始まりました。区間は、鳴子温泉駅と中山平温泉駅から鳴子峡行きの1日7往復で、11月4日までの予定です。

 鳴子峡の紅葉は、11月上旬まで楽しめるということです。