海上での犯罪に備えようと海上保安官が制圧や拳銃の技術を競う大会が、宮城県多賀城市で開催されました。
第二管区海上保安本部が開催した大会の制圧の部には、東北6県7つの海上保安部から男性32人女性5人の計37人が出場しました。
試合は武器を持たない徒手や長さの違う3種類の棒を使って行われ、胴や肩などへの有効打を先に2本取った方が勝ちとなります。 宮城海上保安部巡視船まつしま横手啓人機関士補「犯人をいち早く逮捕できるように頑張っていきたいと思っています」
宮城海上保安部巡視船くりこま小瀬百花主任機関士「基礎から意識してきちんとできるように一生懸命やってきました。国民を守る時など事案対応に活用できると思うので、頑張りたいと思います」
コロナ禍を経て拳銃の部が6年ぶりに行われ、訓練で鍛えた腕前を披露していました。
二管本部の管内では2023年、密漁や船舶設備の不備による法律違反などで668件取り締まったということです。