岩手県大船渡市で発生した山林火災から12日で2週間です。避難指示の解除で多くの人が帰宅したことから、市は避難所を2カ所に集約しました。
大船渡市では避難所に最大1249人が身を寄せていましたが、12日午後5時時点で56人となりました。
これを受けて市は福祉避難所を除き、10カ所あった避難所を2カ所に集約しました。
大船渡市 渕上清市長 「被災者の中には東日本大震災、その再建途上にある方もいます。被災地を取り巻く環境は非常に厳しいものであると」
12日、大船渡市の渕上市長と面会した石破総理大臣は市長から被災者の生活再建に向けた長期的な支援を求められました。
石破総理は「政府として最大限対応する」と応じ、国が復旧にかかる費用を支援する「激甚災害」の指定を急ぐと強調しました。