陸上自衛隊の王城寺原演習場で、沖縄駐留アメリカ軍による実弾射撃訓練が12月1日に始まるのを前に、地元自治体との調整などを行う現地連絡本部が設置されました。

 現地連絡本部では、東北防衛局の職員が24時間態勢で、演習場周辺の巡回や、アメリカ軍と地元自治体との連絡調整などにあたります。

【東北防衛局 佐藤彰悦現地連絡本部長】

 「米軍とも緊密に連携しつつ、地域住民の安心安全の確保、また関係自治体との適時的確な情報提供などに努めてまいります。」

 実弾射撃訓練はアメリカ軍の兵士300人と60両の車両が参加し、12月1日から10日までの間で8日間行われます。

 海兵隊の主力武器である155ミリ榴弾砲を使った訓練が行われる他、今回初めてドローンを使い、部隊配置や着弾の確認を行うということです。

 現地連絡本部はアメリカ軍が撤収する12月18日まで設置されます。