宮城県柴田町の住宅で男性を殺害した罪などに問われ懲役２０年の判決を言い渡された次男が、判決を不服として控訴したことが分かりました。

　２０２３年４月、柴田町の住宅で住人の村上隆一さん（当時５４歳）を包丁で刺して殺害したなどとして、次男の村上直哉被告（２６）と長男の妻の村上敦子被告（４８）が殺人などの罪に問われています。

　仙台地裁は「敦子被告が霊媒師に成り済まして直哉被告を操り、殺人の共謀が成立する」などとして、直哉被告に懲役２０年の判決を言い渡しました。

　仙台地裁によりますと、直哉被告は判決を不服として６日付で控訴したということです。
　この裁判では、懲役２８年の判決を言い渡された敦子被告も１１月２６日に控訴しています。