1月15日は、いいいちごの語呂あわせでいちごの日です。宮城県山元町では、香港などに向けてイチゴの輸出が始まりました。
山元町の農家では、収穫されたばかりのもういっこやにこにこベリーといった品種のイチゴを輸出用の専用パックに手作業で梱包していきました。
宮城県は、イチゴを主な輸出品にしようと2023年から農家や商社と連携し、販路の拡大などを目指しています。
海外ではなかなか見られない鮮やかな赤色や大きな粒が大好評という宮城県産のイチゴは、香港のほかシンガポールなど6つの国と地域のDONDONDONKIの店舗で販売されるということです。
ごえん飯田仁社長「3シーズン目ということで、だいぶ作業者も慣れてきてますし生産性も上がってきておりますので、より良い品質にこだわってお客様に喜んでいただけたらと思っております」
宮城県国際ビジネス推進室鈴木清英室長「3年間連続して注文をいただいているということがまずありがたいことだと思いますし、宮城県の生産者が注文に応えるように素晴らしいイチゴを作り続けているということで素晴らしい。宮城県のファンをもっと増やしていきたいなと」
梱包されたイチゴは、トラックで成田空港まで向かった後に空輸され、17日にも香港の店舗で販売されるということです。
輸出は6月上旬ごろまで行われ、2024年の約1.7倍に当たる20万パック、2億円以上の売り上げを見込んでいます。