インバウンド向けのグッズに特化したイベントが始まり、日本の伝統文化を意識した製品が多数出展されました。
東京で初めて開かれた「インバウンド向けグッズEXPO」には、伝統工芸品である五月人形の技法を生かした靴べら(4.5万円)や腕時計(15万円)など高価な製品から、1000円以下で買える土産物の定番まで出展されています。
外国人でも簡単に着られる上下がセパレートされた着物は、廃棄された生地を再利用しています。
地方の中小企業などおよそ60社が参加し、地域経済の活性化も期待されています。
去年1年間の訪日外国人の消費額は8兆円を超え、過去最高だった2023年(5.3兆円)の1.5倍以上に急増しています。