ガソリン価格について、16日に政府の補助金が更に縮小されたことで、家計への負担が増える見通しです。
新田智紀記者「宮城県大郷町のガソリンスタンドではレギュラーガソリンが181円と、この1カ月で約10円値上げしたということです」
「困りますがガソリンを入れないことには走らないのでしょうがない。あきらめというか個人ではどうしようもできない」「近場で済ませるよう、買い物とかも生活にも影響はきてます」
資源エネルギー庁によりますと、14日時点の宮城県のレギュラーガソリンの平均小売り価格は、1リットル当たり178.8円で、灯油の店頭価格は18リットル当たり2112円となっています。
価格は高止まりの状態が続いていますが、政府の補助金の減額で更なる値上がりが避けられない状況です。
12月19日からの補助金の減額によりガソリン価格は5円ほど値上がりし、1月16日からは更に補助金が5円程度減額されたことで、レギュラーガソリンは今後185円程度まで値上がりすることが見込まれています。
こちらのガソリンスタンドでは、周辺の店舗の状況を見ながら価格や値上げの時期を決めるということです。
「いくら高くなっても150円台それくらいなら何とか。どこにも出ていけない、ここは車が無いと動けない所なので」
ガソリン価格については自民・公明・国民の3党が、課税されている1リットル当たり25.1円の暫定税率を廃止することで合意しています。
今後、廃止となればガソリンの大幅値下げにつながりますが、その廃止時期は不透明な状況です。