ガザ地区で続いた一連の衝突を巡って19日からイスラエルとイスラム組織「ハマス」の停戦と人質の解放が始まります。

 カタール外務省の報道官によりますと、ガザ地区の停戦は19日の午前8時半、日本時間の午後3時半に発効し、ガザ地区でハマスに拘束されたままの人質の解放が始まる見通しです。

 第1段階として6週間の停戦期間が設けられ、その間にハマスは人質33人を解放します。

 引き換えにイスラエルは、収監しているパレスチナ人の囚人1904人を釈放するとされています。

 ただ、ネタニヤフ首相は停戦合意の第2段階に移行する際に、ハマスとの協議が決裂すれば、アメリカのトランプ次期大統領から戦闘再開は可能だとする保証を得ていると主張しています。

 今回の合意が恒久的な停戦につながるかが注目されます。