千葉県館山市にある北条海岸では、毎年恒例となっている寒中水泳大会が行われました。
開始の合図とともに参加者らが大きな掛け声を上げながら一斉に冬の冷たい海に飛び込んでいきます。
今年で78回目となる「館山湾寒中水泳大会」には、地元の高校生や海上自衛隊員ら162人が参加しました。
この大会は大正時代に旧制中学校の水泳部の寒中稽古として始まり、現在は館山市が主催している新年の伝統行事です。
参加者 「なんかもう…アドレナリンが出ちゃって、なんかやり切った感あります」 「(Q.どうでしたか)初めてです。気持ちよかったです!きょうはすごい暖かかったです。最高でした!」
大会が始まる直前の18日午前11時時点の気温は12.6℃、水温は14℃でした。
真冬の海に飛び込んだ参加者らは、気合を入れるために肩を組んで円陣を作り、体を動かしたり、声を出し合ったりして、およそ5分間、寒さを耐え忍んでいました。