東京・江東区の区立中学校の向かいの団地に暴力団事務所を開いていたとして、指定暴力団の幹部ら男女5人が都の暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されました。
指定暴力団関東関根組系の会長・吉田二郎容疑者(55)ら男女5人は、おととし5月ごろから今月5日までの間、江東区の区立中学校から約80メートルの場所にある団地の一室に暴力団事務所を開いていた疑いが持たれています。
警視庁によりますと、部屋の契約時に組員が「暴力団ではない」という嘘の署名をして契約していたということです。
都の暴力団排除条例では、中学校や小学校などの周囲200メートル以内に暴力団事務所を開くことを禁止しています。