外国人観光客に人気の北海道の駅で女性が列車にはねられ、死亡。一体、何をしていたのでしょうか。

 踏切付近に止まった列車。駆け付けた救急隊がけがをした女性を運んでいきます。

 23日、小樽市のJR朝里駅近くの線路上で走行中の列車が女性と接触しました。

 死亡したのは夫婦で観光に訪れていた61歳の中国人女性。

 一体なぜ、線路付近にいたのでしょうか。

 JR朝里駅は中国と韓国で上映された映画のロケ地。そのため「聖地巡礼」に訪れる外国人観光客が後を絶ちません。

中国人観光客 「海がきれいです。写真を撮りたいと思って」

 しかし、最近では線路に入るなどの危険な行為が続いているといいます。

近隣住民 「(外国人観光客が)そこで真ん中で写真を撮っていて、『デンジャーデンジャー』って言っても全然…」

 立ち入り禁止のロープを越え、線路付近に立ち入ろうとする外国人の子どもの姿も…。

 警察によりますと、死亡した中国人女性は線路付近から海の方に向かって写真を撮っていたということです。