廃車を引き取り被災地支援に役立てようと、仙台市の親子が日本カーシェアリング協会に車を寄付しました。

 宮城県石巻市の一般社団法人、日本カーシェアリング協会は能登半島地震の被災者などに無償で車を貸し出す取り組みを行っています。廃車を引き取り解体した部品を換金して、支援の財源を確保しています。1台約4万円の価値があり、被災地で貸し出す車の維持費などに充てられます。

 プロジェクトを知った仙台市泉区の室井秀一さん(84)と娘の純子さん(52)は、車検が切れた車を寄付することを決め協会に引き渡しました。

 日本カーシェアリング協会は、車が不要になった人や免許を返納する人に寄付を呼び掛けています。