通勤時間帯に現れた不審な雲。竜巻だったことが分かりました。

竜巻を撮影した人 「車で仕事場に行く時に見えたので、波止場の先に。大きかったので撮った。見たことはない」

 海面から高く伸びていく渦巻き。しぶきが激しく上がる様子が見えます。

 地方気象台によると、当時、竜巻注意報は出ていませんでしたが、大気の状態が不安定になっており、突風が発生。周辺では木が折れ、住宅の屋根の瓦が飛ぶなどの被害が出ました。

気象台の調査班 「陸側の方に折れた木が倒れているので、おそらく海からの強い風で折れた」

 気象台は折れた木の高さなどから竜巻と断定。風速は約35メートルとみられ、プレハブの物置がひっくり返るほどの強さでした。

 竜巻は「ゴー」という音とともに、約1分ほど移動していったということです。