今季最強寒波によって各地で災害級の大雪が予想されることを受け、林官房長官は普段は雪が少ない地方も含めて備えや警戒を強めるように呼び掛けました。
林官房長官 「北日本から西日本の日本海側に加え、普段、雪の少ない太平洋側でも大雪となる所があり、また大雪は今後も数日続き、積雪が増える恐れがあります。大雪が予想される地域では不要不急の外出を控える、予定を変更するといったことも考えていただくよう」
北日本から西日本の広い範囲で大雪となっていて、北海道帯広市では12時間降雪量が120センチとなり、全国の観測史上で最大を更新しました。
林長官は、これまでの大雪で「人的被害の報告はない」としたうえで、520戸で停電があり、高速道路は8路線44区間で通行止め、航空便は100便が欠航のうえ稚内と帯広空港は閉鎖中だと述べました。
そのうえで、政府として情報収集を進めながら地方自治体と連携して対応にあたると強調しました。