居住地別に行った2024年の家計調査で、すしへの支出額は富山市が初めてトップとなりました。これまで3年連続で1位だった金沢市は震災の影響もあり、順位を下げました。

 総務省が去年1年間の全国の県庁所在地や政令指定都市を対象に行った2人以上の世帯の家計調査によりますと、外食ですしにかけた費用は富山市が1世帯あたり2万3185円で初めて1位となりました。

 2位は高知市、3位は静岡市と続きます。

 金沢市は2021年から3年連続トップでしたが、去年は1月の能登半島地震の影響もあり、2万248円と4位でした。

 全国のすしへの平均支出額は、1万6236円でした。

 一方、2024年の外食で焼肉にかけた費用が一番多いのは高知市で、2万1768円でした。

 2020年から5年連続でトップです。

 2位は大分市で1万5270円、3位は岡山市で1万3915円と続いています。

 全国での焼肉への平均支出額は8496円で、2015年の統計開始以降、最高額となっています。