「高額療養費制度」は、がんや難病などで高額な治療を受けた場合に、患者の自己負担が重くならないよう医療費に上限を設ける制度です。

 政府は、この上限額を見直し、段階的に引き上げる方針ですが、「治療が続けられなくなる」といった懸念の声も上がっています。

 見直しを巡り、福岡資麿厚生労働大臣は、制度を利用するがん患者らと来週半ばにも面会する意向を示しました。

福岡厚労大臣 「今般の高額療養費制度の見直しに対するがん患者など当事者からの声と、高額療養費という大変重要なセーフティーネット機能を将来にわたって堅持する課題の両方を満たすことができる解を見いだすべく、引き続き検討を進めてまいりたい」

(「グッド!モーニング」2025年2月8日放送分より)