アメリカのトランプ大統領は石破総理大臣との首脳会談で、日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡り「買収ではなく、投資を行うことで合意した」と明らかにしました。

 トランプ大統領は会見で、USスチールを「私たちにとって非常に重要な会社だ」としたうえで、USスチールの所有権がアメリカから離れることを「心理的に良くない」と述べました。

 そのうえで、日本製鉄による買収計画を巡り「買収ではなく、多額の投資を行うことで合意した」と明らかにしました。

 また、来週、日本製鉄のトップと会談し、調停と仲裁を行う考えを示しました。

 日米首脳会談の前にはアメリカのCBSニュースが「トランプ大統領が買収の認可を検討している」と報じていました。

 トランプ大統領は6日にUSスチールのブリットCEOと会談し、買収計画を巡り議論しています。