春闘における労使交渉が本格化するなか、電機メーカー各社の労働組合が月1万7000円のベースアップなどを会社側に求めました。

 電機各社の労組からなる「電機連合」は去年より4000円程度高い、1万7000円以上のベースアップを統一要求として掲げています。

 日立製作所は今月13日、労働組合の半沢中央執行委員長が1万7000円のベースアップなどを求める要求書を会社側に提出しました。

 電機ではシャープや三菱電機、NECの労働組合も1万7000円のベースアップにあたる賃上げを要求しています。

 NECは大卒の初任給について、現在の28万円から29万4000円以上とするよう求めています。