長野県のガソリンスタンドが加盟する団体で価格調整が行われていた疑いを受け、石油連盟の木藤会長は販売会社に対し、法令順守を徹底するよう指示したことを明らかにしました。

石油連盟 木藤俊一会長 「(販売子会社に対し)法令違反になることはよく注意して厳に謹んでいかないといけないということを改めて隅々まで周知徹底することは我々の責任で指示を出しています」

 この問題を巡っては、公正取引委員会が長野県の石油商業組合に立ち入り検査に入り、調査をしています。

 木藤会長は「元売りとして申し上げられることはない」としたうえで、「法令順守をしながら商売を続けていくのが大前提」と強調しました。

 元売り大手出光興産の社長としては、傘下に持つガソリン販売会社に対し、全国の店舗で法令順守を徹底するよう指示を出したと明らかにしました。