ロシアによるウクライナへの侵攻が始まってから24日で3年です。戦闘が終わらない中、仙台市にある教会では、ウクライナから避難してきた人たちなどが犠牲者へ祈りを捧げました。

 ウクライナの国旗と青と黄色の花があしらわれたろうそくに火を灯し犠牲者を悼みました。

 この集いは仙台白百合女子大学が開いたもので、ウクライナからの避難者などおよそ30人が集まりました。

 参列した人たちは日本語とウクライナ語で聖歌を歌い、戦禍が続くウクライナの地で暮らす人々と思いを一つにしていました。

 参列者「いきなり始まって、殺し合いが続くというのはものすごく大変耐え難い気持ち」

 参列者「誰一人傷つかない人はいないんです。絶対に戦争だけは避けなければなりません」

 祈りの後には、ウクライナから宮城県内に避難しているホンチャロヴァ・イリナさんが、戦争が始まる前のウクライナの素晴らしさなどを話しました。