ロシアのウクライナへの全面侵攻から24日で3年を迎えました。ロシアはミサイルやドローンでウクライナのインフラ施設を狙った攻撃を続けています。被害を受けた発電所を取材しました。
侵攻3年となる24日夜から25日にかけて、ロシア軍はドローン213機と巡航ミサイル7発でウクライナ各地を攻撃しました。
トリピッリャ火力発電所はキーウ州最大の発電所で、これまで50回以上、ミサイルやドローン攻撃を受けています。
去年4月、ミサイル6発が着弾し、発電設備が破壊されました。
ウクライナ国営電力会社CEO(最高経営責任者) 「ロシアの行為は産業テロであって、ジェノサイドでもあります。復旧は考えていますし、必ず成功させますが、安全を考えてこれ以上は何も言えません」
キーウ市内の計画停電は去年12月に終了しましたが、引き続き節電が呼び掛けられています。
市民は発電機を準備して停電に備えています。