横山成美記者「たっぷりの日差しが降り注ぎコートを着ているのが暑いくらいです。この暖かな日差しの中、春の訪れを告げる梅の花が咲き始めています。時折吹く風に乗って梅の花の甘い香りも漂ってきています」

 宮城県柴田町の船岡城址公園の山頂付近には、約100本の梅が植えられています。

 宮城県は27日も暖かな日差しが降り注ぎ、午後3時までの最高気温は名取で12.5℃、蔵王で11.6℃など各地で3月下旬から4月上旬並みの暖かさになりました。

 ピンク色の花を付ける寒紅梅は2週間ほど前から徐々に花が咲き始め、日の当たる場所では三分咲きとなりました。連日の暖かさで、開花が一気に進んでいます。

 「暖かいですよね、汗をかくくらい。咲いてたからびっくり。きれいだねピンクがね」 公園を整備・柴田町シルバー人材センター濱崎春美さん「梅の花は香りが一番だと思う。白梅が咲き始めたらこれだけの本数があるので、きれいなのでゆっくり見ていただきたい」

 3月9日には早春の花を楽しめる、しばたスプリングフラワーフェスティバルが予定されていて、見頃を迎えた梅を楽しめそうです。