アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が始まり、会談の冒頭、トランプ大統領は「取引に応じなければ我々は手を引く」と述べるなど両者が激しく言い争う場面もありました。

 トランプ氏はウクライナ支援の見返りとして、ウクライナ国内にある希少な鉱物資源を求めています。

 両首脳は今回の会談で石油やガスを含む資源の共同開発で合意し、将来にわたって得られる収益の50%を拠出して基金をつくり、ウクライナの復興に充てることなどが盛り込まれる見通しでした。

 トランプ氏は会談の冒頭、アメリカは「ロシアとウクライナの両方を支持している」として、双方が妥協することが必要だと訴えました。

 また、「取引に応じなければ我々は手を引く」と牽制(けんせい)し、ゼレンスキー氏と激しく言い争う場面もありました。