小学生が睡眠関連の製品を体験し、製造した企業にアイデアを提案する初めての授業が公開されました。

 NTT東日本は睡眠関連の製品を手掛ける6社とともに、さいたま市内の小学校で去年10月から週2回、睡眠の改善に向けた授業を行いました。

 最終回では、子どもたちが自分の体験を元に「においで睡眠環境を整えるメガネ」や「人間の生体リズムを整えるロボット」など、新製品のアイデアを企業側に提案しました。

発表した小学4年生 「サーカディアンリズムという体内時計のシステムが整っていると進化するというロボットを提案しました」 「(Q.大人の人たちの反応は?)皆さんちょっとびっくりしている感じ」

 採用された新製品はありませんでしたが、子どもたちの発想に各企業から驚きの声が上がっていました。

 NTT東日本は同様の取り組みを他の学校にも広げたいとしています。

NTT東日本 田村聡美さん 「中学生・高校生・大学生…睡眠について知らない人たちに展開できるコンテンツも作っている。もっと幅広い皆様に届けられたらいいと思っている」