捜査のため預かった鍵を使い、アパートの一室に侵入して現金およそ3000万円を盗んだとして警視庁の警察官が逮捕されました。

 蒲田警察署の巡査部長・小林元気容疑者(45)は、東京・大田区のアパートの一室に侵入し、2回にわたって合計およそ3000万円を盗んだ疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、小林容疑者が侵入した部屋では80代男性が亡くなっていて、上司と捜査のため訪れていました。

 その後、警察で預かっていた鍵を使い、2回にわたり侵入したということです。

 小林容疑者は容疑を認めていて、警視庁は「言語道断の行為であり、極めて遺憾です。関係者に対し心よりおわび申し上げます」などとコメントしています。