2025年度予算案が衆議院で可決されたことを受け、立憲民主党の野田代表は「予算の修正をもっと勝ち取りたかった」と振り返りました。

立憲民主党 野田代表 「修正をもっと勝ち取りたかったという意味では悔しさは残ってます。ただ、まだ勝負は終わってないんで、委員会での法案審議の中でも戦っていきたい」

 そのうえで、高額療養費制度の自己負担の上限引き上げを凍結するよう引き続き訴えていく考えを示しました。

 一方で、教育無償化などの政策の実現を条件に、修正された予算案に賛成した日本維新の会の前原共同代表は「極めて重い票を投じた」としました。

日本維新の会 前原共同代表 「我々の政策実現というものをまず実のあるものにしていくということで頑張らせていただきたい。本当にこれからスタートの思いだ」

 共産党の田村委員長は、こうした維新の姿勢を痛烈に批判しました。

共産党 田村委員長 「まさに自民党政治の延命どころか、その暴走に、暮らし切り捨ての暴走に拍車をかけるような役割を果たした」

 また、国民民主党の玉木代表は「物価高騰対策として不十分な予算だ」と批判したうえで、夏の参院選での議席増に意欲を示しました。

国民民主党 玉木代表 「我々、力不足という結果。力不足ということで、今回のようなガソリン値下げができない結果につながってしまったということであれば、やはり議席を増やしていかなければいけない」