「森友文書」について、今後1カ月をめどに開示する方針です。
森友学園を巡る公文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局の職員・赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さんが国に関連文書を開示するように求めた裁判では、大阪高裁が不開示を取り消す判決が確定しています。
衆議院で4日、今後の対応を問われた加藤財務大臣は個人情報などをマスキングしたうえで、主要な文書は1年以内に開示すると述べました。
森友学園との交渉記録については、公になっていない内部のやり取りなどを含めて今後1カ月をめどに開示し、赤木さん本人がまとめたとされる文書は6月上旬をめどに開示するということです。