アメリカのトランプ政権の関税政策による貿易戦争への懸念から4日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が再び急落し、一時、800ドル以上値下がりしました。

 トランプ政権は4日、カナダとメキシコからの輸入品に対して25%の関税を発動し、中国への追加関税を20%に引き上げました。

 これに対して各国が報復関税を課すと発表したことで、貿易戦争による世界の景気悪化の懸念やアメリカの物価上昇への警戒感から、ダウ平均株価は売り注文が広がり一時、800ドル以上下落しました。

 また、ハイテク株中心のナスダック総合指数も大幅に下落しています。