JR東日本は4日、東北新幹線の新型車両「E10系」を開発すると発表しました。2030年度の営業運転開始を目指すということです。

 東北新幹線ではこれまで、2011年3月から導入されている「E5系」などが走行をしています。

 JR東日本は4日、東北新幹線の新型車両「E10系」を開発すると発表しました。

 新型車両は2027年の秋以降に完成する予定で、走行試験などを経て2030年度の営業運転開始を目指すということです。

 車両の外観は東北地方の山々を想起させる緑色を基調に、車体横のラインには日本らしさを表現するため「桜の花弁」をイメージした曲線を取り入れます。

 最高速度はこれまでと同じ時速320キロを維持しつつ、地震発生時には揺れを吸収し、車両の損傷や脱線を防ぐ技術を導入するなど安全性の向上も目指すとしています。

画像:JR東日本提供