8日、関東は気温が上がらず真冬の冷え込みとなりました。夜から9日朝にかけて東京23区でも積雪の可能性があり、注意が必要です。
夜から降ると言われていた雪。予想よりも早く舞い降りました。横浜の気温はぐんと下がり、1月下旬並みの寒さです。
山梨県から来た夫婦 「山梨に比べて海も近いから風が冷たくて」 「(Q.耐えられた?)カイロを持って来たので。中にいっぱい着て。着込んだ」
そんな寒さに耐えてでも手に入れたいのが、パン。赤レンガ倉庫で開催中のパンフェスティバルです。
地元横浜の家族 「(Q.それにしても、いくつ買った?)20から30個くらいは」 「(Q.いくらかかった?)えーどれくらい…2万円くらい?」 「(Q.なんでそんなに?)パンが好きなんです。15分くらいかな、一番並んだのは」
ほっかほかのカレーパンは15分待ち。
一方、東京も真冬並みの冷え込み。満開の菜の花を見に来た人々も、ダウンにニット帽としっかり防寒対策です。
つい1週間前は5月上旬並みの陽気。半袖姿の人もいたのに…。この急激な寒暖差に心配の声も。
母親 「体調崩しそうで心配です。寒かったり暖かかったりで。いつも半袖の肌着ですが、長袖を着せて裏起毛のズボンをはかせて、かなり暖かくしてきました」
なにしろ寒さはこれからが本番です。8日夜から9日朝にかけて関東甲信では大雪の恐れ。東京23区でも積もる可能性もあります。
そんな厳しい寒さのなかでも春を迎える準備は進んでいます。
金沢市の長町武家屋敷跡で取り外されていくのは、わらで編んだ「こも」です。冬の間、1キロ余りにわたる土塀を雪の傷みから守っていました。外されると、町に春の訪れを告げます。
作業した人 「今年は雪も結構積もったので、雪からしっかり土塀を守れたかなと」
琵琶湖のほとりには、なにやら船長スタイルの女性が。元宝塚俳優・妃海風さんです。
観光船に乗り込んだ妃海さん。春の扉を開く黄金の鍵を湖に投げ入れ、琵琶湖の今シーズンの安全が祈られました。