東日本大震災から3月11日で14年です。宮城県各地で追悼の催しが行われ、犠牲になった人たちを悼んでいます。

 石巻南浜津波復興祈念公園には、石巻市で犠牲になった人の数を示す4000もの灯籠が並べられ、温かな光を放っています。

 灯籠には「いつまでもあなたを忘れない」「天国から私たちを見守ってください」といった大切な人へのメッセージが記されています。

 復興祈念公園にある「がんばろう!石巻」の看板は、震災の1カ月後に地元の有志が震災に負けないという思いを込めて設置し、追悼と復興を願う場となってきました。

 住民や全国から集まったボランティアらが地震が発生した午後2時46分に合わせ、黙とうを捧げて風船を一斉に空に飛ばし、震災で亡くなった人たちの鎮魂を祈りました。

 こちらの会場では午後5時45分から追悼の歌を歌い、亡くなった人たちへ思いを馳せることになっています。灯籠は午後11時までともされます。