18日の東京株式市場、日経平均株価は3営業日連続で値上がりしています。

 午前の終値は17日に比べ546円高い、3万7943円でした。

 前の日、アメリカで発表された2月の小売売上高が消費の底堅さを示す内容だったと受け止められ、アメリカ市場で主要な株価指数がそろって上昇した流れを受けました。

 東京市場でも幅広い銘柄で買いが先行するなか、アメリカの著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏による買い増しが明らかになった三菱商事や三井物産など、5大商社の株も大きく値上がりしました。

 外国為替市場の円相場は、円安に振れています。

 アメリカ株の上昇によって景気減速への行き過ぎた懸念が和らぎ、投資家のリスク回避の動きが後退しました。

 そのため「安全通貨」とされる円を売ってドルを買う動きが優勢となりました。

 18日正午現在、1ドル=149円台半ばで推移しています。